※この記事は、2014年9月の初訪問時の記事をベースに、2017年12月と2022年8月に再訪問した時に気付いたことを追記しています。
初の秒速5センチメートルの聖地巡礼記事となります。
「ぜひ、この作品の舞台の地に行きたい」と思ってから4年ほどが経っています。
公開からもすでに7年以上が経っており、ロケハン時とも変わってしまっている点が多少ありました。
舞台設定も1995年ですし。
そういう点も当記事で楽しんでいただけると良いかと思います。
訪問は2014年9月です。
ちなみに12日間の北海道旅行の最終の2日間で体にムチ打って周り、昨日夜ようやく家に帰って今記事を書いておりますw
眠いですw
好きな作品なだけあって、相当気合を入れて撮っているので自分が行った聖地巡礼の比較写真の中でもよく合わせたレベルの高い写真になっているかと思います。
夜は風景が見にくく、カット合わせは少し甘くなっていますが。
登場順に紹介します。
それではどうぞ。
(3年ぶりの2017年12月31日に再訪しましたので、一部に追記しています。)
(さらに4年半ぶりの2022年8月20日の夜と21日の昼に再々訪しましたので、一部に追記しています)
※2017年の再訪を「再訪①」2022年の再々訪を「再訪②」と表記しておきます。
岩舟山の眺め。
夜だと山の輪郭が分からないのと、昼だと鉄道が走っていても分かりにくいのでそのまま撮ってます。
このようなカットは複数回登場。
夜の岩舟駅看板。
なぜか看板の一部が貼って直してありました。
夜なので合わせが甘くなっています。
写真では見えないですが、実際の左奥にも車庫のようなものがあります。
この後に昼のカットもあるのでそちらと比較してみるといいかと思います。
ここは2番線ホームになるのですが、2番線には昼の12時台の1本でしか使われないため、実際に夜には入線しません。
時計で該当するものはありませんでした。
ここじゃないんでしょうかね。
アニメでは駅看板として描かれている看板は実際には観光案内版でした。
駅前から階段までよく一致します。
明るさはアニメと実際では真逆ですねw
アニメでは左の駅前の方が明るく描かれており、そちらに目が行くように演出がなされています。
まぁ、昼の岩舟駅しかロケハンしていないというのもあると思いますが。
(追記:再訪②)
結構改変がなされています。
左上の看板も無くなっていますね。
明里を両親が見送るカットでは描かれているんですけどね・・・。
明里が成長した間に付いたということでw
ドアや改札口なども無いです。
造り的に、昔はアニメと同じようにあったんでしょうね。
なぜ、秒速5センチメートルで岩舟駅は有人駅となっているのか。
普通に理由づけるのであれば、ただ単に舞台設定が有人駅である時代であったからとなります。
ここで、舞台設定が無人駅である最近であった場合を考えてみましょう。
そうすると、この後に貴樹と明里が駅舎から追い出されることが無くなり、桜の木の元まで行くこともなくなってしまう。
この演出上のことから岩舟駅を有人駅とし、貴樹と明里を外へと向かわせたのではないかと個人的に想像しています。
時代背景が少し前でないと、携帯電話の普及により貴樹と明里が両者とも携帯持ってしまうことも考えられるので連絡取れてしまいますしw
ここで注目していただきたいのは、改札上にある時計。
これが、今の岩舟駅待合室にある時計と酷似しています。
偶然なのでしょうか…?
(追記:再訪①)
岩舟駅の時計が、別のモノに取り換えられていました。
まさかでした。
日にち表示も出ないものに替えられてしまっています。
(追記終わり)
ズーム。
あまり一致しません。
待合室のモデルは三厩駅と言われているので、軽く流します。
これらの物品はすでに失われています。
(元々あったかは知りませんがw)
とある情報によると、自動券売機は無人化される前から撤去されていたとか
(追記:再訪②)
特に何が大きく変わったというわけでも無いですが。
SUICAのタッチする機械が変わっていますね。
(追記終わり)
こちらのカットはあまり合わなかったので省略。
(追記)撮っていませんでしたので、撮ってきました。
昔は自転車がいっぱいありましたが、無くなっていました。
駅近くに同型の街灯があったそうなのですが、もうすでに失われておりLED化されていました。
残念。
(追記:再訪①)
ストリートビューに別の街灯が残っていましたので、参考にキャプチャで貼っておきます。
ストリートビューは2014年8月です。
前回訪問時は2014年9月なのでこの街灯もあったはずなのですが、もともと別の場所で把握していた街灯が撤去されており、出会えませんでした。
再訪問時に、この街灯に所に行ったのですが、この街灯も撤去されてしまいました。
(追記終わり)
電話ボックスは省略されています。
実は駅舎は無人駅化に伴う改築工事が行われているんですよね。
ですが、こちら側には大きな改変が無いことと、アニメでは減築された駅舎部分が登場しないので、影響はほぼないです。
ちなみに、ロケハンは改築前に行われていたと言われています。
ポスターにもなっているくらいで、とても印象的なシーンです。
駅前は雰囲気をそのまま残している感じです。
先ほど「駅前は雰囲気をそのまま残している」と書きましたが、明るいとあらびっくり。
風景はだいぶ変わっています。
道の右に立っている建物は建て替えられていますし、自販機上の屋根も無くなっています。
いつしか全く違う駅前になってしまうのかもしれませんね・・・。
(追記:再訪①再訪②)
再訪時に驚いたのは駅前の変化です。
左:初訪問時 右上:再訪①時 右下:再訪②時
初訪問時と再訪①時の間に駅前が、大きく変わってしまっていました。
路面には新しく線等がひかれていました。
歩行者スペースが緑になっていたり、止まれの標記が。
左側の自転車預かり所だった家には白い板が付けられています。
右側の消火栓は撤去されているうえに、電柱も移動しています。
最近、はやりの歩行者の交通安全対策ですね。ゾーン30みたいな。
生活道路の安全対策は大切だと思いますが、過去に聖地となった生活道路の雰囲気が大きく変わっていってしまっているので、少し寂しい気もしますね。
再訪①時と再訪②時の間では大きい変化はなさそうに見えるものの、左前の商店から自動販売機が撤去され、板が打ち付けられました。
他の角度の比較も紹介しておきます。
左:初訪問時 右上:再訪①時 右下:再訪②時
左:初訪問時 右上:再訪①時 右下:再訪②時
(追記終わり)
アニメにあるような位置には列車は止まりません。
このことを撮影中に失念していて、焦ってホーム中ほどに戻って取りましたがもう1枚先のドアに合わせるんでしたw
っていうか、車両ドア全部開きません。この駅では手で開けますよ、手で。
このホームは、貴樹くんが到着した際に下りた場所と同じなのですが、実際には小山方面には向かう便(先ほど書いたようにこのホームを使うのは1日1便のみ)はなく、反対方向の桐生行きにしか乗れません。
田んぼに入っている畦まで一致しますw
(追記:再訪②)
左:初訪問時 右:再訪②時
ただ、アニメ登場時は雪で隠れているため、聖地としての大きな影響はないです。
横から見るとこんな感じ。
駅ホームの利用実態に合わせて、点字ブロックで囲うエリアを減らしたように見えます。
(追記終わり)
こちらの信号のカットもよく一致。
該当するベンチはありませんでした。
上は車両あり、下は車両無しです。
積雪時に来るとこんな風になってるんですかね~。
想像で書いてるんでしょうけど。
しゃがんで撮ったほうが合うのでしょうが、しゃがんでません。
通過しながら撮影しています。
(追記:再訪②)
ちょっと撮り直してみました。
難しいですね、このカット。
(追記終わり)
こういうカットまで一致してるとテンションが上がりますw
夜のカットでは分かりにくかったですが、昼だと分かりやすいですね。
(追記:再訪②)
最初の比較カットに納得いっていなかったので、再撮影してきましたが、これはやっぱり難しいです…。
(追記終わり)
とてもよく一致します。
両親心配のカット。
アニメでは奥に車両が入っていますが僕は諦めましたw
実際にはなかなか電柱がないため合わせにくいカットとなっています。
たぶんこの場所は実在しないだろうと考えていますがどうなんでしょう。
3話でも再登場。
アレンジがあるため中々に合わせにくいカットです。
元々ポストなどはなかったと思われます。
地味に、右の石碑なども一致。
(追記:再訪①再訪②)
左:初訪問時 右上:再訪①時 右下:再訪②時
合わせて撮っていませんが、ご紹介。
左側が完全一致ではなかったこの場所。
水色の自動販売機が撤去されていました。
どんどん風景が失われていきますね…。
(追記終わり)
見送りの際とよく似たカット。
アップ。
比較画像はこれにて終了です!!!
おまけ