想景の地(旧:とある日常の暴走日記)

いつのまにか自分の舞台探訪、聖地巡礼の情報発信の場となっています

アニメ「電波女と青春男」の聖地考察(岐阜)

(※長文です)
電波女と青春男の1話序盤に出てきた「駅→岐阜駅」間について書く。
 
まず、最初の名前も出てきていない駅は下の画像のように
長良川鉄道の郡上大和駅の左右反転がモデルとなっている。
※以下、長良川鉄道を長鉄と略す
※写真は左右反転してあります
 
このことから、主人公は郡上大和駅から電車に乗り込んだということと仮定する。
その後、主人公は1本の電車で岐阜駅に着くのだが、実際に郡上大和駅から岐阜駅に行くには
 
郡上大和駅(長鉄)→美濃太田駅(長鉄) 
乗り換え 
美濃太田駅(JR)→岐阜駅(JR)
 
という経路を取らなければいけない。
そのため、今の実際ではありえない経路を取っているということになる。
 
 
次は岐阜駅についてだが、電波女と青春男では白地に黒い文字が書いてある岐阜駅の看板が出てくる。
これは今の駅看板ではない。
今の看板↓
今の看板では隣の駅が西岐阜駅になっているし、絵看板のデザインも違う
不思議に思って調べてみると、この看板は国鉄時代の看板がモデルであることが分かった。
 
(リンク先 n a g a r a 2 0 3 3 5 5 6 k i n k a さんのブログ「トコトコ電車」)
 
西岐阜駅昭和61年11月1日に出来、昭和62年4月1日に国鉄分割民営化により東海旅客鉄道JR東海)が継承されたため、国鉄時代には最後の少しの間しか存在しなかった駅なのである。
そのため、西岐阜駅が出来てない国鉄時代の看板に穂積駅が書かれているのは当然なのである。
 
これらのことから、この舞台設定は昭和61年11月1日より前の国鉄時代であるということが考えられる。
 
他にも、今のような高架駅として岐阜駅の高架化が始まったのは平成4年頃以降となっているため、アニメ内で地上駅として描かれているのは(ホームの先に踏切が見える事から分かる)、先ほど書いた舞台設定とリンクしていることが分かる。
しかし、岐阜駅として描かれていたホームは、多少本やサイトをあさっては見てみたが細かい部分まで同じものは無かった。
どうなっているのだか。
設定だけを基にして風景は想像で描かれたのかもしれない。
 
 
ここでさきほど

その後、主人公は1本の電車で岐阜駅に着くのだが、実際に郡上大和駅から岐阜駅に行くには
郡上大和駅(長鉄)→美濃太田駅(長鉄) 
乗り換え 
美濃太田駅(JR)→岐阜駅(JR)
という経路を取らなければいけない。
そのため、今の実際ではありえない経路を取っているということになる。

と、書いたのだが、
実は舞台設定を昭和61年11月1日より前の国鉄時代とした場合に、つじつまが合う。
 
その証拠となるのは当時の時刻表。
1986年の時刻表(昭和61年3月3日改正)です。
 
この当時長良川鉄道国鉄の越美南線であり、今の郡上大和駅は美濃弥富駅と呼ばれていた。
 
その越美南線のページを見てみると・・・
なんと!
1日3本のみだが、美濃弥富駅から岐阜駅の直通電車が出ているではないか!
ということは、電波女と青春男にあったようなルートで昔は行けたのである!
恐るべし!シャフト!
 
続きは302ペ-ジと303ページと書いてあるのでそちらも確認。
イメージ 1
イメージ 2
確かに、岐阜駅へ到着している・・・。
 
ちなみに、過去にさかのぼってみて1884年,1985年も見たら、その時刻表にも直通電車はあった。
また、その逆である岐阜から美濃弥富駅の直通も存在していた。
こちらの方はコメントなどで写真のリクエストが出たらに新しい記事で紹介しようかと思う。
 
 
最後に考察としては、
電波女と青春男の主人公は、当時国鉄だった美濃弥富駅から列車に乗り、直通電車で岐阜駅まで出た。
と、しておく。
 
 
ついでだが、
岐阜駅出発後、名古屋駅に行くまでに海が見えるのだが、これは全くの改変である。
もしかしたら、縄文海進期(およそ6000~7000年前)は濃尾平野の海だったそうなので、そこを再現したとか・・・。
なわけないか(笑)
イメージ 3
 
もしかしたらこの考え方で、名古屋駅の柱が丸かったことも説明出来るかも・・・?
時間が会ったら調べてみようかと。
 
 
最後まで読んでいただき有り難うございました。